国民年金って全て納めたらいくらもらえるの？

こんにちは、みほこ です。

国民年金ってなんだかよくわからないし、

高齢化が進んだら、制度が破たんしてしまって

もらえないんじゃないの？

という方、多いように思います。

でも、年金制度は国が運営している制度で、

今の若い人にとっては、将来的に受け取る年金は、

今の年金生活の方より下がる可能性は大いに

あるとは思いますが、破たんするとは考えにくい

制度だと私は思っています。

会社員の方などが加入している厚生年金は

ちょっと話が複雑になりますので、

国民年金だけに絞ってお話しますと、

２０歳から６０歳まで、４０年間、国民年金保険料を

納めていると、年に約８０万円の年金がもらえます。

年間８０万円なので、１２月で割ると、

８０万円÷１２か月≒６万６千円

ですね。

※正確には、現在年間781,700円ですが、この金額は

　少しづつ変わっていきますので、話をわかりやすく

　するために、約８０万円としてお話していきます。

でも、この約８０万円は国民年金に加入する必要

がある、４０年間全ての期間、保険料を納めた場合の

金額です。

では、１年間、保険料を納めなかったら

どうなるのでしょうか。

約８０万円÷４０年＝約２万円

もらえる年金が減ってしまいます。

こう単純に考えると、２年納めなかったら年に

４万円減ってしまうのか…と少しわかりやすく

なりませんか？

でも、１年しか納めないで、後は届け出もしないで

ずっと未納だと、年金はもらうことができません。

最低でも、１０年間、保険料を納めている期間が

必要だからです。

でも、保険料を納めるのが難しい場合には、

保険料の免除制度などもあります。

きちんと保険料免除の申請をしていれば、

免除されている期間は、年金額は減ってはしまいますが、

１０年間保険料を納めている期間が足りなくても、

免除を受けていた期間も入れて１０年あれば、年金を

受け取ることはできます。

年金って難しい、どうせもらえないって聞くし、

とよくわからないままで、必要な手続きも行わないで

いると、歳をとってから、あのとき、きちんと手続き

していれば良かった、しっかり納めていればよかったと

思うことになってしまいます。

私は、働いていますが、必ず社会保険に入れる

条件のお仕事を選ぶようにしています。

派遣ですと、最初の２か月は、社会保険には入れません、

自分で年金、健康保険は払ってくださいというお仕事も

ありますが、

厚生年金のほうが将来的にもらえる年金も増やせますし、

万一、障害のある状態になってしまったときの

制度も厚生年金のほうが充実しています。

厚生年金はお給料から強制的にひかれますので、

払い忘れたり、未納のままになってしまったりという

こともありません。

社会保険って大切って思って興味をもって

おくと、自分の身をあとあと助けてくれることに

なると思います。