スペイン料理を作りながら、パブロ・ピカソのみたスペインを考えた話
こんにちは、ステイホームしながら本ばかり読んで
おります、みほこ です。
今日は、原田マハさんの著作、
小説ですが、取り扱っている題材は、パブロ・ピカソの
描いた絵画、「ゲルニカ」をめぐる物語でした。
触れるシーンが多くあり、内戦で荒廃してしまったスペインの
ことを遠く日本の現代から考えるきっかけになりました。
- 価格: 880 円
- 楽天で詳細を見る
原田マハさんは、美術史を専攻して、美術館にお勤めの経歴を
持つ方なのだそうです。書店で著書はおみかけしていましたが、
これまで手に取ったことがなく、はじめて著作を読みました。
ピカソの絵画をめぐるサスペンスなのですが、
絵画にまつわるエピソードがたくさん盛り込まれていて、
知的好奇心も刺激されるし、サスペンスとしての面白さもあり、
とても興味深く読みました。
おススメの本だと思います。
次は、ルソーの名画を題材とした、「楽園のカンヴァス」も
読んでみたいと思いました。こちらは、山本周五郎賞も受賞されて
いるようなので、読むのにワクワクしています。
- 価格: 737 円
- 楽天で詳細を見る
さて、スペインといえば、スパニッシュオムレツ。
オムレツって朝食かなと思いながら、
スペインで頭がいっぱいのため、スペイン料理一択な今日の
夕食は、スパニッシュオムレツにしてみることにしました。
ジャガイモ野菜、ベーコンを炒めて、
卵、チーズ、生クリームを入れた卵と混ぜ合わせて、
両面をこんがり焼いていきます。
小説の中には、スパニッシュオムレツは出てきませんでしたが、
ピカソもスパニッシュオムレツは食べたのかなと思いながら、
バターの良い香りのスパニッシュオムレツの完成です♪
ピカソの生きた時代のヨーロッパは戦争の影が色濃く、暗く
厳しい時代が長かったようですので、あまり食事を楽しむと
いう雰囲気ではなかったかもしれませんね。
絵画を描くという画家ならではの方法で、
スペイン内戦に対する自分の想いを表したピカソ。
なんとなく、現代のバンクシーと通じるものも
あるように思いました。