ゆるキャリらいふ

派遣社員としてゆるっとふわっと幸せに生きている日々のブログです

スペイン料理を作りながら、パブロ・ピカソのみたスペインを考えた話

こんにちは、ステイホームしながら本ばかり読んで

おります、みほこ です。

 

今日は、原田マハさんの著作、

「暗幕のゲルニカ新潮文庫 を読みました。

小説ですが、取り扱っている題材は、パブロ・ピカソ

描いた絵画、「ゲルニカ」をめぐる物語でした。

このゲルニカの絵をピカソが描いた発端となったスペイン内戦に

触れるシーンが多くあり、内戦で荒廃してしまったスペインの

ことを遠く日本の現代から考えるきっかけになりました。

 

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

 

原田マハさんは、美術史を専攻して、美術館にお勤めの経歴を

持つ方なのだそうです。書店で著書はおみかけしていましたが、

これまで手に取ったことがなく、はじめて著作を読みました。

ピカソの絵画をめぐるサスペンスなのですが、

絵画にまつわるエピソードがたくさん盛り込まれていて、

知的好奇心も刺激されるし、サスペンスとしての面白さもあり、

とても興味深く読みました。

 

おススメの本だと思います。

次は、ルソーの名画を題材とした、「楽園のカンヴァス」も

読んでみたいと思いました。こちらは、山本周五郎賞も受賞されて

いるようなので、読むのにワクワクしています。

さて、スペインといえば、スパニッシュオムレツ。

オムレツって朝食かなと思いながら、

スペインで頭がいっぱいのため、スペイン料理一択な今日の

夕食は、スパニッシュオムレツにしてみることにしました。

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ジャガイモ野菜、ベーコンを炒めて、

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卵、チーズ、生クリームを入れた卵と混ぜ合わせて、

両面をこんがり焼いていきます。

 

小説の中には、スパニッシュオムレツは出てきませんでしたが、

ピカソもスパニッシュオムレツは食べたのかなと思いながら、

バターの良い香りのスパニッシュオムレツの完成です♪

 

ピカソの生きた時代のヨーロッパは戦争の影が色濃く、暗く

厳しい時代が長かったようですので、あまり食事を楽しむと

いう雰囲気ではなかったかもしれませんね。

 

絵画を描くという画家ならではの方法で、

スペイン内戦に対する自分の想いを表したピカソ

なんとなく、現代のバンクシーと通じるものも

あるように思いました。